【持ち手付きの工房一覧2022】ランドセルの持ち手は必要?要らない?

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【持ち手付きの工房一覧2022】ランドセルの持ち手は必要?要らない?
 

ランドセルを選ぶにあたり、持ち手付きの方がいいのか迷っている方もいるのではないでしょうか? 近年は採用するメーカーがぐんと増えた、ランドセルの持ち手。どんなシーンで使うと便利なのか、デメリットはあるのかなどを検証しながら、取り扱いメーカーをご紹介します。

ランドセルに持ち手は必要?どんな時に使うの?

フックに吊るしたランドセル

最近のランドセルでは、金具とは別に持ち手がついているものが多くなってきています。この持ち手は、実際にはどんなシーンで役に立つのでしょうか?

持ち手が役立つシーン
・ロッカーにしまったランドセルを取り出すとき
・フックなどにランドセルを吊るすとき
・子どもにランドセルを背負わせるとき
・床に置いたランドセルを移動させるとき
・親が預かって、代わりに持ち運ぶとき

持ち手がないとどうしても困る、というほどではありませんが、ちょっとした移動や持ち運びに便利なようです。また、金具を持つより痛くない、肩ベルトを持たないので形が崩れにくい、ということも、持ち手を利用するメリットです。

メーカーによっては、荷物を入れまま長時間吊るしたり、ロッカーから引っ張り出すときに持ち手を使うことを推奨していないケースもあるみたい。注意が必要ね!
ママ
ママ

低学年では?

筋力の弱い低学年の間は、重たいランドセルを持て余してしまうお子さんもいるかもしれません。そんなお子さんにとっては、ロッカーから取り出すときなどの扱いが少しラクになるのではないでしょうか。親が持ち上げて背負わせるときも、持ち手があれば都合がいいようですよ。

高学年では?

子どもの年齢が上がってからは、どちらかというと親が利用する機会の方が多いかもしれません。たとえば家庭内で掃除をするとき、あるいは習いごとの送迎や学校行事の帰り道など、親が代わりにちょっと持ち運ぶとき、持ち手があればサッと動かせるので便利ですね。

ランドセルの持ち手は「特にいらない」という声も

学校のロッカーに収まったランドセル

パパやママ世代の子ども時代は、ランドセルに持ち手は付いていませんでした。それでも、特に不自由や疑問もなく使用していた方がほとんどではないでしょうか。そのため、「持ち手なんて別にいらない」「そこまで不便ではない」という考え方があるのも事実です。
また「余計な心配を抱えたくないから必要ない」という方もいるようです。というのも、背負っていたランドセルの持ち手を思いがけずほかの子どもに引っ張られて転んでしまった、という事例もあるからです。
持ち手付きを選んだことで、かえってデメリットとなる可能性もあるので、子どもの体格によっては、慎重に検討した方がよいかもしれませんね。

昨年から持ち手つきランドセルを扱うメーカーが増加

土屋鞄の持ち手

土屋鞄は2021年モデルから持ち手を採用

要らないという声はあるものの、「ちょっとしたシーンで便利」という声を受けて、2021年モデルから新たに持ち手を付けはじめたメーカーや工房が急増しているのも事実です。

昨年から採用を開始したメーカーは?

昨年、持ち手の採用を開始したメーカーは下記の通りです。

土屋鞄:すべてのランドセルに標準で採用。
鞄工房山本:オプションで選択できる仕様。取り外し不可。
羽倉:取り外し可能な持ち手をオプションで展開。

三者三様の形式ですが、これらが持ち手付きを扱うメーカーに加わることで、持ち手ありランドセルの割合がかなり高くなってきた昨今。ランドセルの持ち手は、いまや標準装備の時代となってきているのかもしれません。

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【ランドセルメーカー・工房別】持ち手のあるなしをチェック

鞄工房山本の持ち手

鞄工房山本のランドセルの持ち手

鞄工房山本は、2021年モデルよりオプション(3,850円・税込)で持ち手が選択可能に。

おもなランドセルメーカー・工房について持ち手がついているかどうかチェックしてみました。
持ち手をランドセルの検討材料の一つとしたいと考えている方は、参考にしてくださいね。

メーカー名

持ち手の有無

価格

備考

池田屋

あり

標準装備

旧モデル対応の後付け持ち手(全7色)の別売りあり(1,650円・税込)

黒川鞄

あり

標準装備

ランドセル本体と同素材

土屋鞄

あり

標準装備  

萬勇鞄

あり

標準装備 擦れに強い人工皮革製

鞄工房山本

あり
(オプション)

3,850円
(税込)

 

中村鞄

なし

標準装備  

羽倉

あり
(オプション)

3,300円
(税込)

取り外し可能。耐性牛革製

MOGI

あり

標準装備  

フジタ

あり

標準装備

ランドセルと同素材

セイバン

あり

標準装備  

フィットちゃん

あり

標準装備  

 

ランドセルの持ち手は後付けできる?

羽倉の持ち手は取り外しできるタイプ(3,300円・税込)で、後付けも可能です。

一旦は持ち手なしのランドセルでよしとしたものの、使用する中で「やっぱりあればよかった」と感じたとき、持ち手は後付けできるものでしょうか?

基本的には持ち手の後付けは不可

多くのランドセルメーカーでは、持ち手は外れないよう本体に取り付けられています。完成後のランドセルに、同様の持ち手を取り付けるのは簡単ではありません。羽倉のランドセルなど、取り外しできるタイプの持ち手を採用しているメーカーもありますが、ごく少数です。
つまり、ほとんどのケースでは、ランドセルの持ち手を検討するなら購入するときが唯一のチャンスとなります。

ただしメーカーによっては対応あり

2020年モデルから皮革製の持ち手付きランドセルを展開している池田屋は、2019年以前の全モデルに対応する後付けタイプの持ち手を販売しています(1,650円・税込)。背カンの金具部分にナスカンをひっかけるだけで簡単に取り付け可能です。
また、鞄工房山本のように以前の持ち手なしモデルに取り付けの対応をしているメーカーも。ただし本体に直接取り付けるため、ランドセルを解体して作業することになり、1~2週間程度かかってしまうそう。価格もそれなりに発生しそうですが、どうしても持ち手が欲しいという方は問い合わせてみてくださいね。

子どもに合わせて持ち手の必要性の検討を!

赤いランドセル

ランドセルの持ち手は必須のパーツというわけではありませんが、ロッカーの中から引き出すときや親が代わりに持ち運ぶときなどに便利に使えます。ランドセル素材の軽量化も背景にあり最近は持ち手つきランドセルを採用するメーカーがいっそう増えています。
どちらかといえば、子どもより親にとって便利な機能なので、ランドセル選びでは重要度が低い要素かもしれません。ただ、ほとんどの場合は後付けできないので、購入前に持ち手のあるなしを判断するのがよいでしょう。
通学の仕方や習いごとなど子どもの生活スタイルをよく考えたうえで、持ち手の必要性を検討してみてくださいね。