ランドセルは意外と大きく場所を取るので、収納場所に困ってしまいますよね。「どこに置き場を作ればいい?」「何を基準に収納場所を決める?」と迷っている人のために、おすすめの置き場所と収納のコツを紹介します。
意外と場所を取るランドセル。置き場を決めよう!
学校から帰ってきた子どもが、ランドセルをリビングの床やソファに置きっぱなし…学校生活に慣れてくると、そんな姿を見ることも増えるかもしれません。大きくて場所を取るランドセルがいつも出しっぱなしになっていると、ついイライラして「早く片付けなさい!」と怒ってしまう…そんなことにならないためには、ランドセルにも“帰る場所”をきちんと決めてあげるのがポイントです!
場所を決めることで出しっぱなしを回避!
子どもが片付けをしない理由のひとつが、片付ける場所がわからない・片付け方がわからないということだといわれています。ランドセルにもきちんと“帰る場所”があって、子ども自身にも「ここにランドセルを置くんだ」とわかってもらえば、出しっぱなしを回避できるはず!
ランドセル置き場はどこだっていいんです。どの場所にランドセル置き場を作ったら使いやすいか、ごちゃごちゃして見えないかなど、子ども自身はもちろん、家族みんなで相談して決めましょう。
ランドセル置き場は子どもの動線上がマスト
ランドセル置き場を作ったほうがいいのはわかっていても、どこに作ればいいのか迷っている人もいると思います。子どもが使うものですから、子ども部屋に作るのが良いと思いがちですが、本当に使いやすい場所は、各家庭の間取りや生活スタイルによって異なるもの。普段の過ごし方を見て子どもの動線上に作るのが理想です。
教科書なども一緒に収納できると良い
ランドセル置き場には、教科書やノート、体操着などの学用品も一緒に収納できるとなお便利です。ランドセル置き場を決めても教科書を置く場所が違うと、結局出しっぱなしになってしまうケースも。
専用のラックを使ってもいいですし、カラーボックスを使うのもおすすめですよ。カラーボックスなら2~3段のものひとつで十分ランドセル置き場として使えます。
子どもが自分で出し入れできる場所に!
せっかくランドセル置き場を作ってみても、なかなか思うように片付けてくれない…。もしかしたらそれは、子どもが使いにくい場所やアイテムを使っているからかもしれません。
子どもはちょっとしたことでも面倒に感じ、「やりたくない」と思ってしまいます。
たとえば椅子の下や専用のボックスに置く方法は、一見便利な収納方法のような気がしますが、教科書やドリルを取り出すたびにランドセルを出し入れしなければないので、煩わしく感じるお子さんもいるようです。
お子さまの行動パターンをよく考えて、ラクに使える方法を工夫してあげたいですね。
ランドセル置き場別メリットとデメリット
ライフスタイルに合わせてランドセル置き場を決めるのがいいのですが、気になるのはそれぞれの場所のメリットとデメリット。どの置き場所にもメリットとデメリットがあるので、照らし合わせて自分たちの生活に合う場所にランドセルを置いてくださいね。
置き場(1):玄関
帰ってきて早々にランドセルを放り投げて遊びに行くことが多い子は、玄関にランドセル置き場を作ってみてはいかがでしょう。靴を脱ぐと同時にランドセルを置けるので、リビングに置きっぱなしということも減るはず!
玄関に置くスペースがない場合は、ホールや廊下などリビングに行くまでの間に置き場所を作ってあげるといいですよ。部屋に入る前にランドセルを置く習慣をつけることがポイントです。
メリット | デメリット |
片付ける習慣が付きやすいフックを使えば省スペースでOK | 教科書を置くスペースが確保できない玄関の見栄えが悪く感じることも |
ただし、玄関はごく限られたスペースであることは間違いありません。ランドセルを置くスペースは確保できても、教科書まで置くのは難しいケースも。そうすると翌日の準備がしにくくなり、結局置かなくなったということも珍しくありません。
置き場(2):リビング
宿題や自主学習をする場所がリビングの場合、ランドセル置き場もリビングにするとかなりスムーズです。学習用品を置く場所を少し広めにとり、棚やラックを置けるスペースを作ってランドセルを収納しましょう。
リビングと和室が続き間になっているおうちは、押し入れをランドセル置き場にするのもおすすめ。押し入れは奥行きがあるのでキャスター付きのラックを使って、外まで引き出せるようにすると片付けやすくなります。
メリット | デメリット |
すぐに宿題に取り掛かれる翌日の準備がしやすい親の目が届きやすい | 生活感が出やすい余計なものも置いてしまう |
ランドセル置き場を新たにリビングに作る必要があるので、生活感が出やすくなるというデメリットがあります。学用品は意外とごちゃつきやすく、気が付いたらゲームや雑誌など余計なものまで「とりあえず」で置いてしまうケースも。
置き場(3):子供部屋
せっかく子ども部屋があるのなら、子ども部屋にランドセル置き場を作るのももちろんありです。学習机を購入すると、ランドセルを収納できるラックやフックが付いているものも多いですよね。これを大いに活用しましょう。
1年生になったばかりのときは、自室が2階だとなかなかランドセルを片付ける習慣が付きにくいです。慣れるまでは帰ってきたら一緒に子ども部屋に行って、「帰ってきたらまずはランドセルを置きに来ようね」と練習してみてくださいね。
メリット | デメリット |
自分で管理する力が付くリビングが散らからない | 親の目が届きにくい子ども部屋が散らかるケースも |
子ども部屋にランドセル置き場を作ったはいいけど、親の目が届きにくくなるのは大きなデメリット。大事なおたよりを出さなかったり、忘れ物が増えたりするケースもあるようです。「ママ~!」とことあるごとに呼ばれるのも増えるかも!?
4.ランドセル置き場は使いやすさにこだわろう
親としては、子ども自身がランドセルを置く習慣を身に着けてくれるのがいいですよね。そうするためには、置き場所と使用するアイテムが大きなカギ!できるだけ簡単に、できるだけいつもいる場所に作ってあげるようにしましょう。
置くだけ・入れるだけ・乗せるだけなど、シンプルな動作だけで収納できるように、時間をかけて使いやすい方法を見つけてあげるのもおすすめです。
-
リビングが片付く!失敗しないランドセルの収納アイデア15選
子どもが帰ってくると、ランドセルや脱いだ洋服などをその辺に置きっ放しにしてしまいます。「どうやって言い聞かせるの?」「そもそもリビングの収納方法をどうする?」ということを考えてしまいがちですが、その前 ...
続きを見る