ランドセルのデザインの決め手・鋲を徹底比較!選べる鋲や鋲なしも

ランドセルを選ぶ際には、サイズや収容力、重さ、背負いやすさなど、様々なチェックポイントがあります。 6年間、ほぼ毎日のように背負って通うランドセルですから、お子さんの好みも踏まえた上でデザイン性も重視したいところですよね!

そんなランドセルのデザインの決め手のひとつになっているのが「鋲(びょう)」。とても小さな部品ですが、ランドセルのデザインを個性的にするため、各社がとてもこだわりを持っているパーツでもあります。
ここでは、各メーカーの鋲へのこだわりやデザインの違いなどについて徹底比較していきます!

ランドセルの鋲って何?役目は?

ランドセルの蓋(=かぶせ)の下部に2つ付いている金属のパーツ、それが「鋲」です。かぶせに「ベロ(錠前ベルト)」を固定するための金具で、「かぶせ鋲」とも呼ばれます(「カシメ」と呼んでいるメーカーもあります)。

鋲の定番といえば円形の金具ですが、ハート形や紋章のようなデザインが施されているもの、スワロフスキーのようにキラキラ光るものなどもあり、各社がデザイン性を競い合っています。
また、鋲に反射材を使用して、塾通いや部活などで帰りが遅くなる小学生のために夜間の視認性と安全性を高めたランドセルもあります。

鋲はランドセルのデザインの重要なポイント!

「かぶせ」というのはランドセルの蓋の部分。 面積が最も大きく、まさに“ランドセルの顔”と言える部分です。
このかぶせに付けられている「鋲」は、小さいながらもとても目立つパーツで、ランドセルのデザイン上、重要なアクセントとなっています。それだけに、鋲のデザインにこだわりを持っているメーカーは少なくありません。
小さめの2つの鋲の間にステッチを施した池田屋、2つずつ縦に並べて4つの鋲を配置している土屋鞄など、メーカーそれぞれの個性が感じられますね。

鋲のデザインを選んでプチカスタムできるメーカーも!

「少しでも個性的なランドセルが欲しい!」。そんな声に応えて、最近では、好みに合わせて鋲のデザインを選べるメーカーも多くなりました。
多彩なデザインの中から好みや反射の有無で鋲を選べるもの、オーダーメイドでランドセルを作る際にカスタムできるシステム、ホックボタン式で何度でも鋲を交換・付け替えできるものなどがあります。

36種類もあるカザマランドセルの鋲

購入時、女の子向け15種類、男の子向け21種類からお好きな鋲を選べます。本体の刺しゅうのデザインにリンクさせたり、シンプルなランドセルのアクセントにするのもおしゃれ!

横山鞄なら左右別の鋲でもOK!

シンプルでさりげないものから、アクセントになるキラキラのものまで、全11種から選べます。左右異なるデザインにすることもできるそうなので、お友だちと差をつけたい方におすすめです。

鋲をアクセントに!フィットちゃんのオーダーメイド


フィットちゃん オーダーメイド

自分好みのランドセルをカスタマイズできるフィットちゃんのオーダーメイドランドセルなら、鋲も5種類から選べます。1000本限定なので気になる方はお早めに!

13種類から鋲が選べる萬勇鞄のオーダーメイド

2022年モデルからスタートした萬勇鞄のオーダーメイドランドセル。本体カラーは39色、バリエーションは36億7960万3200通りもあり、人と違うランドセルが作れそう。鋲は13種類から選べますよ。

ノムラの鋲はホックボタン式で付け替え可能!

鋲がホックボタンになっているため、お子さんの成長や好みの変化に合わせて付け替えることができます。低学年では「かわいらしく・カッコよく」、高学年になったら「おしゃれに・シンプルに」といったアレンジが楽しめます。

「鋲」のないランドセルも!

鋲はかぶせとベロをつなぐ大切なパーツ、そしてデザイン上も大きなポイントであることをお伝えしてきました。
その一方で鋲には、以下のようなデメリットもあります。

・革を締め付け、表面に微妙な歪みを生じさせる→わずかだがデザインの美しさを損なってしまう
・鋲の凹凸そのものが、かぶせのなだらかなフォルムを阻害してしまう

このことから最近では、デザイン性にこだわり、鋲がないランドセルを製造しているメーカーも増加してきました。

「鋲なし」は職人のこだわりそのもの

とはいえ鋲には、ランドセルの強度を保つという役割もあるため、そう簡単には外してしまうことができません。
鋲を使わずにランドセルの強度を保つためには、他の部分でさまざまな工夫が必要になるため、高度な職人技が求められることになります。こだわりと試行錯誤によって生まれたのが、「鋲なし」のランドセルといえるでしょう。

どんな鋲なしランドセルがある?

羽倉の手づくりランドセル

特許庁意匠登録済のつるんとしたかぶせが特徴的な羽倉。鋲がなくても丈夫な構造が保たれており、デザイン性と機能性を両立しています。

黒川鞄工房

ベロをなくし、かぶせを一枚革で錠前まで延長したデザインや、鋲を廃止して「M字型」のステッチでベロを留めたデザインを、最高級のコードバンモデルに採用しています。

アーティファクト

フィットちゃんが立ち上げた新ブランド「アーティファクト」も、鋲なしデザインのランドセルです。鋲をなくすだけでなく、独創的なデザインと造形美でファッション性を一段と高めています。

アタラ

一般的なランドセルについているべロをなくし、かぶせの正面に錠前を付けた「フロントロック」を採用することで鋲そのものが必要なくなったデザインです。全体の重量が軽くなり、ランドセルを立てたまま荷物の出し入れがしやすいというメリットも。

鋲のデザインにこだわったランドセル選びでおしゃれに!

ランドセルのデザイン面で、鋲がとても大きな存在であることがお分かりいただけたのではないでしょうか。鋲にはランドセルの強度を高めるという大切な役割もあるため、各メーカーともデザインと機能の両面から、強いこだわりをもっています。
鋲は“ランドセルの顔”であるかぶせの表情の決め手にもなりますから、各メーカーのこだわりにも目を向けながら、お子さんに合う素敵なランドセルを選びたいですね!