1年生の子どもに持たせるには?『キッズ携帯・GPS・スマホ』を徹底研究!

いよいよ待ちに待った小学校。しかし、入学すると通学はもちろん、放課後も1人で外出するなど不安に感じることが増えてきますね。そこで、防犯や安全を考えて『キッズ携帯』を持たせた場合の携帯(スマホ)事情について考えてみましょう。

1.【キッズ携帯・GPS端末】防犯ブザーの他にどんな機能があるの?

これまで親子で一緒にお出かけしていたのに、徐々に子どもだけでの行動が増え始める小学生。登下校や習い事の行き帰り、1人で遊びに行く事も増えれば心配や不安は尽きません。そこで、子どもの居場所を確認し、必要に応じて連絡を取ることが出来る『キッズ携帯』『GPS端末』を小学校入学時に検討する保護者の方が増えています。では、実際にどのような機能や違いがあるのか知っておきましょう。

【キッズ携帯】機能・サービスについて

キッズ携帯は名前の通り、「子ども向けの携帯電話」です。通常の携帯電話やスマホよりも小型ですが携帯電話としての最低限の機能に加えて、防犯用の機能が搭載されています。通話だけでなくSNS(メッセージ機能)が利用できることも多いので、わざわざ通話をしなくても簡単なやり取りができるのは便利ですね。では、キッズ携帯のポイントをみていきましょう。

<ポイント1 安い>

携帯電話会社が扱っているので、保護者が契約している携帯会社の契約オプションサービスとして月額料金を安く利用できることが多いです。大手3社のドコモ・au・ソフトバンク共に、機種代金の分割を含め月額1,000円ちょっとです。中には無料で利用できるキャンペーンなどもあるようです。

<ポイント2 防犯機能も搭載>

キッズ携帯と呼ばれるものには基本的に防犯ブザーが搭載されています。電話帳に登録されていない相手からの着信や連絡をブロックする機能も付いているので、トラブルを未然に防ぐことができます。

また、別途契約で有料が多いですが、GPS機能を利用することで子どもの位置情報をすぐに検索するサービスや、セコムなどの警備会社が現場に駆けつけてくれる「現場急行サービス」を利用できるものもあるので防犯機能も十分です。

<ポイント3 使いやすくて頑丈>

最近のキッズ携帯は、ほとんどがタッチパネル仕様になっています。これまではメールをするにも小さな画面で上下左右ボタンで五十音表から文字を選んでメッセージを打つという、なかなかの労力が必要でしたが、タッチパネルなら小さい子どもでも直感的に操作ができ使いやすいですね。

また、防水と防塵に対応しているので汚れたら洗浄OK、衝撃にも強い作りになっているのも安心ですね。

<ポイント4 保護者の契約が必要>

少し難点も説明しておくと、基本的に保護者の契約が前提になることです。子どもだけの契約もできる場合はありますが、位置情報検索や家族間の通話が有料になるなど、メリットが少なくなるので基本的には保護者が契約している携帯会社で契約するのがオススメです。

また、学校や塾では携帯電話の持ち込みを禁止している場合があるので、登下校時のGPSとしても利用したい場合は、入学前に確認しておくとよいですね。

【GPS端末】機能・サービスについて

GPS端末は、シンプルに「見守る」ために作られた商品です。GPS機能では子どもが今どこにいるのかを常に知ることができます。電話やメールの機能はついていないため、本当に持っているだけのシンプルさが大きな特徴。キッズ携帯は持込み禁止の学校も多いですが、GPS端末は許可されている学校が多いようです。また、GPS端末によっては現場急行サービスに対応しているものもあるので、いざという時にも安心です。それでは、GPS端末のポイントを確認していきましょう。 

<ポイント1 シンプルで持ち運びが便利>

基本的に子どもの位置情報を知るだけの機能ですから、子どもはただ持っているだけでOK。勝手に知らない誰かと連絡を取ったりはできないので、持たせることで余計な心配をする必要がありません。また、サイズも比較的コンパクトで軽く、ランドセルの中に入れても、ぶら下げておいても場所を取りません。

<ポイント2 携帯会社を選ばない>

警備会社との独立した契約となるため、保護者の携帯会社に縛られず利用できます。最近では格安スマホを利用する方も増えているので、キッズ携帯のためにわざわざ解約する必要もありません。

<ポイント3 検索料金不要で子どもをずっと見守れる>

GPS端末の場合、位置情報をその都度検索する必要はなく、数分おきに自動で記録してくれるため、どの道をいつ頃通ったかということがわかります。キッズ携帯のように位置検索の都度料金が加算されることもありません。

また、ポイント登録機能により、登録場所の出発・到着を知らせてくれたり、通常の行動範囲から外れた場合は通知が来たりと、何かあったときに早く気付けるという大きなメリットがあります。

<ポイント4 分かるのは位置情報のみ>

GPS端末では基本的に子どもの位置情報が分かるという機能しかありません。通話やメールでお互い連絡を取りたいと思う方にはおすすめできません。

<ポイント5 充電が必要>

GPS端末は、常に位置情報を更新しているため、電池を消耗します。行動範囲や行動時間、検索間隔設定にもよりますが、1日2時間程度の移動時間がある場合、2~3日に一度の充電が必要になります。充電を忘れているとGPSが全く機能をなさないので注意が必要です。

もし、朝になって「あ!充電がない」という時は、モバイルバッテリーで対応可能です。
火曜日と木曜日は充電するなど、決めておくとよいですね。

オススメGPS端末

みまもりロボットGPS BoT

 「あなたにかわって「付き添い」をする」がコンセプト。位置情報機能がメインのシンプル設計ですが、登録ポイントの出発・到着やAIが学習した行動範囲を外れた場合の通知もあり。
 月額480円 端末4,800円   (ともに税別)
 Bsize公式サイトはコチラ>

●ソラノメ soranome

soranome(ソラノメ)は、GPS端末を使用した子ども見守り用サービス。
大切な家族の居場所をスマートフォンのアプリで確認することができるので、携帯会社を問わず使うことができます。
端末は小さくて軽いのでランドセルに着けておいてもお子さまの負担になることがありません。
学校などの指定エリアを10ヶ所登録でき、指定エリアの入出時にプッシュ通知でお知らせしてくれます。また過去30日の移動履歴を確認することも可能。
また、位置情報だけでなく、SOSボタンもついていて、お子さまが緊急時に保護者の方に知らせることができます。

 バッテリ容量:大容量バッテリで最大1週間使用可能
 月額490円(検索回数による追加なし) 端末代金13,200円+登録料充電器3,000円   (ともに税別)
 ソラノメ公式サイトはコチラ>

みもり

 場所を記録するだけではなく、危険な場所に近づいたら端末から音声警告が流れたり、お子さま自身が場所通知をできるボタンもあり

 現在地検索間隔:50秒 ~ 3分
 バッテリ容量:大容量バッテリ1,300mA
 月額680円 端末8,800円   (ともに税別)
 みもり公式サイトはコチラ>

●セコムのココセコム

 位置情報、通報サービスに加え、現場急行サービスあり。
 知らせてコールやみつめてコールでお子さまの無事を確認し安心できます。

 現在地検索間隔:50秒 ~ 3分
 バッテリ容量:大容量バッテリ1,300mA
 月額900円~(検索回数によるプラン) 加入料金4,500円+充電器2,000円   (ともに税別)
  ココセコム公式サイトはコチラ>

2.【キッズ携帯・タイプ別】スマホorガラケーどちらを選ぶ?

キッズ携帯は、「ガラケータイプ」「スマホタイプ」があります。どちらも、通話やメールなど携帯電話としての最低限の機能と、防犯ブザーやGPS機能が使える点は同じですが、料金やアプリ機能が使えるかどうかの違いがあります。しかし、小学校低学年などの小さな子どもにアプリ機能が必要かと言われると、そうでないと考える方も多いはず。そこで、タイプ別にオススメの年代を紹介します。

【ガラケータイプ】小学校低学年(6歳~10歳)にオススメ

ガラケータイプは、保護者との通話やメールぐらいしかできないように、使える機能が最初から制限されています。もちろん、アプリなどの機能は使えません。

その分、スマホタイプは基本料金が月額約3,000円前後かかるのに対し、ガラケータイプなら約1,000円前後と比較的料金が安いのが特徴。電話としての基本的な機能は使えるので、とりあえず持たせておきたい小学校入学(6歳~10歳)頃なら、ガラケータイプで十分かと思います。

【スマホタイプ】小学校高学年(10歳~)にオススメ

スマホタイプは、通常のスマホと同じように便利なアプリや、SNS(メッセージ機能)が利用できます。特に、アプリ「LINE」を利用できるという点が魅力でしょうか。もちろん、不適切なWEBサイトを閲覧できないように制限をかけ、アプリのダウンロードやゲーム内の課金を制限するフィルタリング機能もついているので、安心して使わせることができます。また、最近では利用時間にも制限をかけることができるので、子どもの夜更かしや使いすぎの防止にもなります。

このように、スマホタイプの特徴は「制限」をかけ、利用者の用途に応じた使い方ができる点です。親子で相談しながら便利に使えるのが魅力なので、小学校高学年~の子どもにオススメですね。

3.【キッズ携帯・キャリア】大手3社がオススメ?

キッズ携帯の多くは、携帯電話会社から発売しています。今では「au」「ドコモ」「ソフトバンク」の大手キャリア以外からも発売されていて、それぞれ特徴があります。ご自身が利用しているスマホのキャリアと照らし合わせて、子どもに持たせる際の参考にして下さい。

【キッズ携帯】au(mamorino5)

画像引用元:https://www.au.com/mobile/product/junior/

auでは「ジュニアケータイ」という名前で「mamorino5」が発売されています。有料になりますが「安心ナビ(月額300円)」というプランに登録すれば、7つのサービスで子どもの居場所をすぐに検索し、指定した時間や場所に子どもが入ると知らせてくれる機能が使えます。また、防犯ブザーをひっぱるとセコムに通報する機能もあるので、いざという時にも安心です。

基本料金 500円
安心ナビ 300円※
機種代金(24回払い) 675円/24回払い(本体16,200円)
月額料金(合計) 1,475円

※auスマートパス会員なら無料

【キッズ携帯】ドコモ(SH-03M)

画像引用元:https://www.nttdocomo.co.jp/product/sh03m/

ドコモでは「キッズケータイ」という名前で、「SH-03M」が発売されています。「イマドコサーチ(月額200円)」を使えば、子どもの居場所をすぐに知ることができます。
特に防水・防塵性能が高く、泡のハンドソープでそのまま洗え、成長に合わせて文字入力の漢字変換候補が増える機能は珍しくて面白いです。
また、SH-03Mからの新機能として、「移動みまもり検索」が可能になりました。
20分間20秒間隔で位置検索をしてくれる機能で、お子さまが目的地まで正しく到着できるか?どんな道を通っているかを確認する時に便利です。

基本料金 500円
イマドコサーチ 200円※
機種代金(24回払い) 594円/24回払い(本体14,256円)
月額料金(合計) 1,294円

【キッズ携帯】ソフトバンク(キッズフォン2)

画像引用元:https://www.softbank.jp/mobile/products/keitai/kids-phone2/

ソフトバンクからは「キッズフォン2」が発売しています。「位置ナビ」で、子どもの居場所を検索することができ、この位置ナビに加入すれば「みまもりマップ」が利用できます。このサービスは、家族がお互いの居場所をマップで確認できるサービスで、子どもだけでなく、家族みんなの位置情報を見守ることができるサービスです。

基本料金 539円(税込)
位置ナビ 220円(税込)※200円(税抜き)
機種代金(24回払い) 750円(税込)/24回払い(本体18,000円)
月額料金(合計) 1,509円(税込)※約1,372円(税抜き)

【格安SIM】LINEモバイル(Moto E5)

大手キャリアの他で、子ども向けにオススメなのが格安SIMと呼ばれるLINEモバイル。基本料金は一番安いプランで月額500円から利用することができます。また、端末も販売していて、最安の「Moto E5」なら大手キャリアのキッズ携帯と比べても遜色ない安さです。「LINE」が使えるのはもちろん、WEBサイトやアプリのフィルタリング機能など最低限の機能も使えますし、位置情報の確認をすることも出来ます。

基本料金 500円
機種代金(24回払い) 670円/24回払い(本体14,800円)
月額料金(合計) 1,170円

4.【キッズ携帯・GPS端末】子どもの安全を守るのは?

「キッズ携帯」「GPS端末」は子どもの位置情報を検索し、いざという時には保護者や警備会社に連絡することで安全を守ることができます。最近はキッズ携帯の持ち込みをOKとする小学校もあれば、学校からGPS端末を支給している学校(品川区)や校門にセンサーを設置し、子どもの通過を保護者にお知らせするサービスを導入している学校もあります。

小学校の通過を知らせてくれるICタグは6年間充電することなく使えるため、登下校にはICタグ、放課後はキッズ携帯というようにW使いをしているご家庭も多いようです。

ただキッズ携帯を首から下げて持つのは危険!水筒のように肩から斜め掛けするか、強く引っ張られた際はひもの接続部分が外れるストラップが安心 です。

小学校によって持ち込みの許可も様々ですので、各ご家庭にあったものを選んでくださいね。子どもの携帯やスマホ事情について考えることで、「安全」や「危険」について親子で学ぶよい機会にしてみましょう。